統合失調症になると
一時的に働けないほど
ひどい症状に襲われることがありますよね。
だんだん回復してきても
統合失調症になる前のようには仕事ができず
生活や将来に不安を抱えてしまってはいませんか。
障害年金は
そんなあなたがふたたび自立して生きていくための
重要な支えになってくれます。
統合失調症でいくら障害基礎年金がもらえるのか
あなたの素敵な将来のために確認してみましょう。
障害基礎年金 年額は77万9千300円～
あなたが統合失調症を理由に障害年金を請求して
無事支給されることになったとき。
その金額は年額（支給される１年分の金額）で決定・通知されます。
そしてその額は2017年９月時点で
１年分77万9千300円～。
月額約６万５千円になる計算です。
これはあなたの統合失調症の状態が
障害年金の２級に相当するとみなされだ場合の
障害基礎年金の金額。
これ以外に厚生年金があればその分が上乗せされますけれど
厚生年金の金額は人によりあまりに違いますから
ここでは誰もが受け取れる基本的な額をご紹介しています。
厚生年金の受給資格もあれば
受け取れる障害年金の額は増えます
統合失調症で障害年金を受け取って自立への弾みを
統合失調症で仕事どころか
日常生活にも支障が出ていて大変。
もしあなたがそんな状況なら
年間77万9千300円
一か月におよそ６万５千円
という額は
少ないと感じられたかもしれません。
だって月に６万円と少しでは
ひとり暮らしをしていたら
家賃でほとんどがなくなってしまいますものね。
あなたがもし家族と一緒のほうが安心と思っているにしても
いずれはひとりで暮らしたいと思っているとしても
統合失調症のためにもらえる障害年金は
自立への最初の扉が開かれた
と考えるのがいいように思います。
症状がまだ強く出ている間は
障害年金をもらい続けられる可能性が高いですから
ひとまず安心をしていられるその間に
あなたが楽しいと思えることや
人のためになること
生きがいを感じられるような仕事ができるよう
環境を整えていくと
統合失調症のために辛い日があっても
きっと将来を楽しみに
有意義な生活を送っていくことができると思いますから。
人生なんていうと大げさなようですけれど
今日という1日が集まってできたものです。
80年も生きられるようになっても
大きなできごとは
数えるほどしかなかったりするもの。
だからこそ1日のおわりに
「あぁ今日も楽しかった」
と思えるかどうかが
とても大切だと思っています。
「６万５千円ぽっちじゃ生活できないじゃない」
と思うより
「これでお金の心配ばかりしなくて済むな」
と
少しでも穏やかな気持で過ごせるための
助けだと考えたほうが
ずっと幸せになれると思うのです。