その0 今の仕事 辞める? 続ける?
独立・起業に専念したいと
今している仕事をやめてしまう人がいます。
だって気がはやりますものね。
もともと独立・起業に興味を持つのは
現状に不満があることが多いわけですから。
そこに
独立・起業をすでに多くの人達が
成功させている
正しい方法があるとわかったら。
もうこき使われて働いていられるか!
となりますよね。
でも辞めない方がいいです。
というか辞めないでください。
あなたの中でいったん
「その職場に自分は一生縛られないんだ」
とまず決めます。
すると
けっこう辛い環境でも
「いまよりずっと稼いで
自由に生きていけるようになるまでだ」
となんだかんだで乗り切れたりするものです。
とりあえず生活できるだけの
”収入”を見込めなかいかぎり
仕事は辞めない・変えないほうが
結局はいちばんラクだったりします。
「えーっ!
一刻もはやく真剣に取り組みたいのに・・・」
そんな声が聞こえてきそうですね。
でてはいまの状況と
下のふたつをちょっと比べてみてください。
選択その1 【仕事を辞める】
○貯金がたとえ数百万円あっても
残高はなだれのように消えていきます
(1,500万円が1年で0になった実体験から)
○そのときあなたは
精神的に追い詰められていきます
○しかたなく
適当な仕事を見つけて
また時間と場所を拘束され
しかも以前より
ずっと安い賃金で
人のために働くことに
時間と体力・気力を浪費することになります
★数か月後のあなた
「あー、仕事辞めるんじゃなかった」
選択その2 【転職する】
☆ロクな仕事がないけど
このへんで手をうっておこう
☆あれ?
時間と気力・体力に余裕が出るはずだったのに★数か月後のあなた
「あー、仕事辞めるんじゃなかった」
意外と覚えることがあって
あいかわらず仕事に追われてるんだけど・・・
★数か月後のあなた
「あー、前の仕事辞めるんじゃなかった」
想像できましたか。
作り話みたいだけれど
この目で見てきた現実なんですよ、これ。
それで成功率はだいたいこんな感じです。
・とりあえずなんとかいまの仕事を続けた人
→ 正しい方法さえ身につければ
独立・起業成功率 80%以上
・仕事の負担を減らそうと転職した人
→ 正しい方法があっても集中できず
独立・起業成功率 50%前後
・居ても立ってもいられなくなって
仕事を辞めてしまった人
→ よくある
「3か月で月収100万円超え!」
みたいなことをできるのは
多くても1,000人にひとり程度
独立・起業の成功率 0.1%
まぁ
宝くじで一等を当てるよりは
高い確率ですけれど。
いまどきの独立・起業って
そんな賭け事みたいな話じゃないです。
もう
どんな能力のどんな人でも
行動さえすれば結果が出る道が
確立されていますから。
独立・起業を考えている人に
いますぐ仕事を辞めろとすすめるのは
「当たったら一生安泰だけど
買った人のうち999人はハズレで
そのときは
毎年200万円払い続けなきゃいけないんだけど
賭けてみない?」
と言っているのと同じことです。
その1 「どうやって成功するか」じゃなく「成功してどうなりたいか」を決める
お金、そんなに好きですか?
お金がなければ生きていけないくせに
お金のためだけでは
そこまでがんばれない。
にんげんって不思議な生き物ですね。
そもそもお金というのは
物々交換の間をになうだけのもので
その先でなにかに交換できるから
はじめて価値を認識できるものです。
そんな蜃気楼みたいに
つかみどころがないものに
これからの人生を捧げたいと思えるでしょうか。
なんだか
お金に支配されるみたいで
いやな人生だとは思いませんか。
お金のことしか考えていない人は
お金を手に入れたあとも気持ちが落ち着きません。
たまに起業を成功させたのに
なんだか人生不幸そうな人っていますよね。
負け惜しみじゃなくて
「収入はもっとあったほうがいいけど
あの人みたいになるのはちょっとなぁ」
って感じの人です。
だいたいお金のためだけでは
そもそもたいしてちからが出ないし
ちからを出せても
手に入るのは不幸な未来だけ。
そんなことにならないためにも
お金以外の目標はどうしても必要です。
目的地を設定していないのに勝手に”どこか”へ連れて行ってくれるナビゲーションシステム?
大きな収入を得る
そんなことは人生の中で
経由地のひとつでしかありません。
これは世界中の成功者に共通していることで
起業の世界では常識になっています。
たとえばあなたは子どもの頃
「いい学校に行っていい会社に入って」
と言われて
「で、その先どうするの?」
「わたしの人生、
ほんとにそれであってるの?」
と感じたことはありませんか。
「なんだか先行き不安だなぁ」
という感じ。
重苦しい閉塞感。
自由で楽しいはずの
独立・起業での成功も
その先どんな自分になって
どんな人生を送っているのか
を思い描けていないなら
結局は同じことです。
もうおたがいおとなですから
「夢は会社の社長です!」
と言われてもなにも言い返しませんけれど
それっておとなとしては
ちょっと小さすぎですよね。
わたくしも社長ですけれど
自分の会社から
自分に給料を払っているというだけですよ。
そもそも自由に働く起業家が
法人化する理由のほとんどは
☆信用を高めるため
★税金対策
くらいのものです。
どちらのほうが多いかは・・・
言わなくてもわかりますよね。
とにかく。
「成功してどうしたのいか」を
具体的に描かずに独立・起業に取り組むのは
あなたがこの世で一番欲しいものの方角を
をさすと言われるコンパスを持って
船出をするようなもの。
目的地を設定していない
ナビゲーションシステムに
「早く次はどっちに曲がるのか教えてよ」
と文句を言いながら
運転席に座っているようなものです。
走り出すことはできるでしょうが
そんなことでどんな場所にたどりつくのか・・・。
とりあえず
同じくるまに乗りたくはないですね。
あなたの向く方向が決まっていて
正しい方法さえ手に入れることができれば
目標があなたを導き
ひっぱっていってくれます。
あなたが
金の亡者を自負しているなら別ですけれど。
三度の飯よりカネが好き とか
諭吉1枚でご飯3杯はいける とか。
たまに
貧乏だったからこそ
追い詰められてがんばれた
なんて話も聞きますけれど
それは貧乏に慣れている人なんですよ。
お金がない状態が当たり前だった人が
確実に大きく稼げる正しい方法を知ったら
そこからがんばれるんです。
これまでそれなりの生活をしてきて
貧乏になったら
たいがいの人は貧乏に怯え
そして溺れて沈んでいきます。
金の亡者と真逆に
もともと
どんなにひどい生活でもへっちゃら!
という性質だった人だけなんですよ。
突然貧乏になってもがんばれるのなんて。
たいがい生きるだけで必死になって
へこたれてしまって
独立・起業どころじゃなくります。
お金だけではなく
気持ちも時間も人間関係も
とにかく余裕はあればあるほどいいです。
そうは言っても
追い込まれないと独立・起業なんて
できないんじゃないの?
もしあなたの頭の中に
そんな考えが浮かんできたら
いますぐその意識
捨ててください。
超絶に時代遅れです。
私たちが生きている
いまこのときは
中学生でも、小学生でさえ
起業して成功できてしまう時代なんです。
それくらい誰にでも
独立・起業の道は拓かれています。