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『思考の回路が途切れてつながらない★思考の障害』を
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思考が途切れてつながらないってどういうこと?
そう。
ふだんは思考の動きや流れなんて
意識しないものですよね。
だって思考が動いて流れているのは
あまりにも普通のことだから。
![ニューロンと情報伝達物質さん](http://togoshicchosyacho.com/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
脳の中で人知れずけなげに
ニューロンの上を走る情報伝達物質≠思考(かなり想像図)
たとえばあなたのついていた嘘がばれて
次になんて言ったらいいのか
大あわてで考えている場面を想像してみてください。
・・・え? 嘘なんかつきませんって?
それは失礼。
私だって嘘はつきませんよ。
そんなには。
まぁここでお互いの人格について言い合うのはおいておいて
そんな正直者のあなたにも想像しやすい
こんな場面はいかがでしょうか。
大切な面接や試験の場面。
これであなたの就職や昇進が決まるというとき。
手の平に爪が食い込みそうなほど
力いっぱいこぶしを握っていたり。
用意していたきれいな答えは
嘘だと疑われているような気がしたり。
なんでもいいからとにかく早く終わってほしい!
そんなことしか考えられなくなっていたり。
本番前にこっそり
「人」という字を3回書いて飲み込んだかも・・・?
あなただったらどんな精神状態になるでしょうか。
![完全に殺しにきている布陣](http://togoshicchosyacho.com/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
本当は就職や昇進なんかに
左右されない人生の方が楽しいですけれどね
あんなにも事前に何度も何度も
繰り返し練習したのに
本番になったら頭が真っ白!
なにも考えられないことにあせればあせるほど
思考が行き着きたいところにたどり着けない・・・。
統合失調症の影響で思考の回路が
どこかでぷっつりと途切れてしまうのは
ちょうどそんな緊張で頭が真っ白の状態に似ています。
あなたがどんなに努力しているかに関係なく
思考を思うように結べなくなるのが
統合失調症でも大きな特徴のひとつ
思考の障害というわけです。
![統合失調症な思考の障害](http://togoshicchosyacho.com/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
わたくしにとっては日常茶飯事
頭の中でちょこちょこくまさんに出会っています
統合失調症で思考の回路がつながらいとどうなるの?
実は統合失調症であらわれる症状には
条件さえそろえば誰でも経験できるものが多いんです。
思考の障害のために
考えても考えてもそこから先に
思考が進んでいかない、というのは
誰にでも起こる現象の中でも多くの人が経験したことがあって
想像しやすいものではないでしょうか。
次の言葉を探せば探すほど
頭の中のどこに埋もれてしまったか分からなくなる。
そんな経験のひとつやふたつは
きっとあなたにもあると思うのです。
これが統合失調症の場合
特別緊張をする理由がなくても
まったくの平常心のつもりであわてていなくても
思考の回路があるところでぷっつり途切れてしまうが
特に決まった条件もなく
またとても頻繁に起こるようになります。
わたくしに思考の障害が起こったとき
生活の中でどんなことになるのかお話すると・・・。
たとえばお昼ごろに
「お腹すいたなぁ」
と感じたとします。
![たまたま都合よくお昼ごろにお腹が空いても・・・](http://togoshicchosyacho.com/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
「考えるな、感じろ」
さて、ふつう
「お腹すいたなぁ」
という感覚は
特に意識をしなくても
「何か食べよう」
という解決にたどり着きますよね。
![eat-in-hurry](http://togoshicchosyacho.com/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
仕事の合間に詰め込むだけ
なんて悲惨な食事はしていませんか
ところが統合失調症なわたくしの場合
「お腹すいたなぁ」
から
「何か食べよう」
へつながる回路が遮断されてしまうのですね。
![統合失調症な思考の障害はときも場所も選ばない](http://togoshicchosyacho.com/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
統合失調症な思考の障害は
ときも場所も選びません
結果
気づいたら暗闇の中で
ぐうぐう鳴るお腹を抱えてうずくまっていた
なんてことになるのです。
![統合失調症な思考の障害でひもじいの図](http://togoshicchosyacho.com/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
感じたところで行動しなければ
ひもじい思いをするだけです
空腹と食事すら結びつかないようなときには
「暗くなってきたな」
と
「電気をつけよう」
なんてこともつながらないことが多いです。
わたくしにはお腹が空くと動けなくなるという
顔をかじられたアンパンマンのような習性があって
だから思考の障害が起こりやすいときには
平気で5時間や6時間、
何をしていたか覚えていない
(たぶんひたすら「お腹すいたー」と思いながらうずくまっていた)
空白の時間がとてもよく出現します。
真っ暗闇の中
手探りで電気をつけようとふらふらと立ち上がり
小指をぶつけたりしながら
「あぁ。
今日も明日も特に予定がなくてよかったなぁ」
と
統合失調症にとっての
のんびりできる生活のありがたみを
小指の痛みとともにかみしめたりしています。
努力のいらないダイエットにはいいかも?
ほかの多くの症状と同じく
統合失調症な思考の障害も
努力や意志の力で制御できるものではありません。
とても簡単にいうなら
そういうものだとあきらめて生きていくしかないと思っています。
むしろなんにも努力しないで
一食二食簡単に抜けるのだから
統合失調症ダイエット
なんてできているかもしれません。
ただわたくしの場合
統合失調症のために
おなかが破裂するほど食べても食べても
食べるのをやめられない
ということもありますから
1kg減っては1kg増えるの
繰り返しなのかもしれないですね。