はじめにだんだんと、何だか理由も分からないのに
大好きだった玄米が食べられなくなったように
あるとき何だかふと、
「何か、別のものを口にしたい」
と感じました。
それでもお米はまだまだ、遠い存在でした。
はじめは当然、スープみたいなもの。
それから少しずつ、噛んで飲み込む
固形物も口にできるようになりました。
けれど、体が欲するのはお米ではなく、
パンや麺類ばかり。
よくよく考えて、なるほど道理がいったのは、
パンや麺類も同じ穀物だけれど、
一度、粉にひかれているのですね。
だから、ごろっと丸ごとの穀物なお米は、
たとえおかゆにしろ、
どうやら消化は難しい方らしいのです。
そんなふうに、ずいぶん長い間、
いろいろとさぼってきた私の体ですが、
今では炊きたての白米にししゃも、
なんて献立も、難なくこなせるようになりました。
(玄米にはまだもう少し、時間がかかりそうな様子です)
ごはんがおいしいのは
体がしっかり機能できている証拠!
黒柳徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』の
お弁当の時間みたいに、
「海のものと山のもの」を
一日の中で食べられるように考えます。
私の体さん。
今日も卵かけ納豆ご飯がいただけるくらい、
元気でいてくれてありがとう!